WIN11の完全シャットダウンしたい人
やり方がよくわからないな。
だれか、Win11を完全シャットダウンする方法を教えてよ。
はい、こんなWindows11の完全シャットダウンの悩みを解決します。
この記事では、Windows11を完全シャットダウンする方法について、解説しています。
この記事を読んだ結果は、以下です。
こんな感じで、バッチリ解決できます。
では、どうぞ。
うぉー!燃えてきた!マジで気合入れるぜ!
【目次】
- 1. Windows11を完全シャットダウンする方法(はじめに)
- 2. 回復オプションから、完全シャットダウン
- 3. スタートメニューから、完全シャットダウン
- 4. スタートボタンを右クリックして、完全シャットダウン
- 5. キーボード操作で、完全シャットダウン①
- 6. キーボード操作で、完全シャットダウン②
- 7. ログイン(サインイン)画面から、完全シャットダウン
- 8. 「Ctrl +Alt + Delete」キーで、完全シャットダウン
- 9. 「ファイル名を指定して実行」から、完全シャットダウン
- 10. タスクマネージャーから、完全シャットダウン
- 11. コマンドプロンプトから、完全シャットダウン
- 12. PowerShellから、完全シャットダウン
- 13.【補足1】デスクトップに、ショートカットファイルを作成
- 14.【補足2】スタートメニューとタスクバーに、ピン留めを作成
- 15.【補足3】完全シャットダウンできない場合の対応方法
- 16. Windows11を完全シャットダウンする方法(まとめ)
1. Windows11(Win11)を完全シャットダウンする方法(はじめに)
はじめに、Windows11の完全シャットダウンについて、簡単に説明しておきます。(不要な人は読み飛ばしてください。)
普通のシャットダウンと完全シャットダウンの違い
★ 普通のシャットダウンと、完全シャットダウンには、主に以下の違いがあります。
普通のシャットダウン
- 次回、高速スタートアップが有効の状態で起動する
- シャットダウン時に、一部のシステム情報を保存することで、高速で起動できる
- パソコンの停止中に、ハードウェアの構成を変更すると、不具合が発生する場合あり
(メモリやハードディスクを増設した場合など)
- Win8,10,11は、これが標準のシャットダウン方法
完全シャットダウン
- 次回、高速スタートアップが無効の状態で起動する
- 高速スタートアップが有効の場合より、起動に時間がかかる
- パソコンの、ハードウェアの構成を変更する場合、この方法でシャットダウンする
- Win7までは、これが標準のシャットダウン方法
★ 上記のような違いにより、完全シャットダウンの用途としては、以下の場合が多いです。
- ハードウェアの構成を変更したい
- PCの調子が悪い(システム情報を完全にクリアした上で、電源オフ)
適切なタイミングで使うと役に立ちます。
高速スタートアップについて
★ ちなみに、高速スタートアップは、Windowsを高速で起動するための機能です。
シャットダウン時に、一部のシステム情報をクリアせず、保存しておくことにより、高速で起動できます。(初期設定では、常に有効)
★ この高速スタートアップを、常に無効に設定することもできます。
※無効にすると、常に完全シャットダウンする状態になります。
無効にしたことによって、PCの動作が改善したというケースもあります。
PCの調子が良くない場合など、検討する価値はあるかもしれません。
高速スタートアップを無効にする手順については、以下の記事を参照ください。
★ 高速スタートアップは、ハードディスクがSSDの場合は、起動の速度にあまり違いはありません。そのため、無効にするデメリットは少ないです。
ただし、HDDの場合は、結構、違いがでるので注意が必要。
私のパソコン(HDD)での調査結果
- 高速スタートアップが有効の場合、起動時間は、17秒~30秒
- 高速スタートアップが無効の場合、起動時間は、1分~1分59秒
この記事の内容
★この記事で説明する内容は以下です。(すべて、完全シャットダウンの方法)
- 回復オプションから完全シャットダウン
- スタートメニューから完全シャットダウン
- スタートボタンを右クリックして完全シャットダウン
- キーボード操作で完全シャットダウン①
- キーボード操作で完全シャットダウン②
- ログイン(サインイン)画面から完全シャットダウン
- 「Ctrl +Alt + Delete」キーで完全シャットダウン
- 「ファイル名を指定して実行」から完全シャットダウン
- タスクマネージャーから完全シャットダウン
- コマンドプロンプトから完全シャットダウン
- PowerShellから完全シャットダウン
- 【補足1】デスクトップに、ショートカットファイルを作成
- 【補足2】スタートメニューとタスクバーにピン留めを作成
- 【補足3】完全シャットダウンできない場合の対応方法
★「やり方はなんでもいいから、いますぐ完全シャットダウンしたい」という人は、以下の方法をみてもらえればと思います。
※確実に、完全シャットダウンできる方法です。
★基本的には、順番にざっと目を通して、使える方法などを、見つけてもらうのがオススメです。
(そのほうが、長い目でみると効率的かと。)
では、順番に説明していきます。
2. 回復オプションから、Windows11を完全シャットダウンする方法
★ 一旦、Windows11の回復オプションを表示させ、メニューから完全シャットダウンを実行します。
※確実に完全シャットダウンを選択したことがわかるので、オススメ。
(少し手順は面倒ですが)
★ 完全シャットダウンの手順は以下です。
手順1. 画面下部①スタートボタンをクリックし、②電源ボタンをクリックします。
※画面やキーボードの配置などは、以下の違い等により、すこし異なることがあります。
- PCの機種
- OSの設定やバージョン など
その場合は、適当に読み替えてください。
手順2. ①キーボードから、Shiftキーを押しながら、②再起動をクリックします。
手順3. 再起動が動き始めます。回復オプションが表示されるまで、待ちます。
手順4. 回復オプションの画面が表示されれば、「PCの電源を切る」をクリック。
はい、これで、Windows11が完全シャットダウンされます。
回復オプションから、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
では、次の方法を説明します。
3. スタートメニューから、Windows11を完全シャットダウンする方法
★ こちらも、オーソドックスな完全シャットダウンの方法です。
※手間が少なく、簡単に実行できます。
ただし、本当に完全シャットダウンしたのかわかりにくいのが、難点です。
★ 手順は以下です。
手順1. 画面下部①スタートボタンをクリックし、②電源ボタンをクリックします。
手順2. ①キーボードから、Shiftキーを押しながら、②シャットダウンをクリックします。
手順3. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
スタートメニューから、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
では、次の方法を説明します。
4. スタートボタンを右クリックして、Windows11を完全シャットダウンする方法
★ こちらもオーソドックスな完全シャットダウンの方法です。
- スタートボタンを右クリックして、
- 表示されるメニューから、完全シャットダウンを行います。
★ 以下、手順の説明です。
手順1. デスクトップ下部のスタートボタンを右クリックします。
手順2. 表示されたメニューの中から、①「シャットダウンまたはサインアウト」をクリックすると、②シャットダウンが表示されます。
※スタートボタンを右クリックすると、表示されるメニューのことを、クイックアクセスメニューといいます。
手順3. キーボードで、①Shiftキーを押しながら、②シャットダウンをクリックします。
手順4. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
スタートボタンを右クリック から、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
では、次の完全シャットダウンの方法を説明します。
5. キーボード操作で、Windows11を完全シャットダウンする方法①
★ 前の項で説明した、「スタートボタンを右クリックして、完全シャットダウンする方法」を、キーボード操作で行うことができます。
※クリックするより早く操作できるので、便利です。
★ 手順はこんな感じ(のちほど、詳しく説明)
- 「Windows + X」キーを入力
- 「U」を1回押す
- 「Shift」キーを押しながら、もう一度、「U」を押す
★ これ以外に、次の項で説明する方法でも、キーボード操作で完全シャットダウンできます。
※どちらが操作しやすいかは、かなり僅差だと思いますので、キーボード操作が好きな人は、両方見て、好きな方法を選んでください。
★ 詳細な手順は、以下です。
手順1. ①Windows11にログインしている状態で、キーボードから、②Windowsキーを押しながら、③Xキーを押します。
※キーの配置は、お使いのキーボードによって、すこし異なる場合があります。
手順2. 次に①Uキーを押します。続けて、②Shiftキーを押しながら、③もう一度、Uキーを押します。
手順3. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
キーボード操作で、完全シャットダウンする方法①はこれで完了です。
次の方法をせつめいします。(これもキーボード操作です。)
6. キーボード操作で、Windows11を完全シャットダウンする方法②
★ ショートカットキー「Alt + F4」をつかって、 キーボード操作だけで、完全シャットダウンする方法です。
★ 手順は、こんな感じです。(のちほど、詳しく説明)
- ショートカットキー「Alt + F4」を押す。
- 「シャットダウン方法の選択画面」が表示される。
- Shfftキーを押しながら、Enterキーを押す。
- 完全シャットダウンが実行される。
★ 前の項で説明した、キーボード操作で完全シャットダウンする方法①と、操作のしやすさは大差はないです。
キーボードで操作したい人は、どちらか好きな方法を使ってもらえばと思います。
★ 詳細な手順を説明します。
手順1. ①Windows11にログオンしている状態で、キーボードから、②Altキーを押しながら、③ F4キーを押します。
※注意事項
- キーの配置や表記は、キーボードによって異なる場合があります。
- また、ノートPCの場合、「 Alt + Fn + F4」と押さないといけない場合もあります。
手順2. ①「Windowsのシャットダウン」という画面が表示されるので、キーボードで、②「Shift」キーを押しながら、③「Enter」キーを押します。
※Shiftキーを押しながら、OKボタンをクリックしても、同じ操作を行えます。
手順3. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
キーボード操作で、 完全シャットダウンする方法②はこれで完了です。
次の方法を説明します。
7. ログイン(サインイン)画面から、Windows11を完全シャットダウンする方法
★ ログイン(サインイン)画面からも、Windows11を完全シャットダウンできます。
- サインイン画面の電源メニューで、Shiftキーを押しながら、
- シャットダウンをクリック
★ 手順は、以下です。
手順1. ログイン(サインイン)の画面で、①電源ボタンをクリックし、②Shiftキーを押しながら、③「シャットダウン」をクリックします。
手順2. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
ログイン(サインイン) 画面から、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
では、次の方法を説明します。
8. ショートカットキー「Ctrl +Alt + Delete」で、Windows11を完全シャットダウンする方法
★「Ctrl +Alt + Delete」キーを押して、セキュリティオプションを表示し、完全シャットダウンを実行します。
※Windows11の動作が重くなっている状態で、完全シャットダウンしたいときに、一番有効なのがこの方法
★ Win11の動作が重く、操作が難しい状況でも、この方法なら、完全シャットダウンできる可能性が高いです。
※ちなみに、Win11のトラブル時には、通常のシャットダウンよりも、完全シャットダウンや再起動のほうがいいです。
(通常のシャットダウンでは、Win11の一部のシステム情報をクリアせず、保存してしまうので)
★ 以下、手順の説明です。
手順1. Windows11にログオンしている状態で、ショートカットキー「Ctrl + Alt + Delete」を押します。
※キーの配置は、お使いのキーボードによって、すこし異なる場合があります。
手順2. セキュリティオプションの画面が表示されるので、画面右下の①電源ボタンをクリックし、②「シャットダウン」をクリックします。
手順3. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
ショートカットキー「Ctrl +Alt + Delete」で、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
つづけて、次の手順を説明します。
9.「ファイル名を指定して実行」から、コマンドで完全シャットダウンする方法
★ 「ファイルを指定して実行」から、コマンドを入力して、Windows11を完全シャットダウンする方法です。
他のPCやサーバーに、リモートデスクトップ接続しているときなどに、よく使います。
(リモートデスクトップだと、シャットダウンの操作が制限される場合があるため)
★ 入力するコマンドは以下です。
shutdown -s
【補足】
- -sはオプションで、これを指定すると完全シャットダウンになります。
- -sの後ろに、さらに-hybridオプションをつけると「普通の」シャットダウンになります。
(-hybridオプションをつけなければ、完全シャットダウン) - 「shutdown -s -t 秒数」と入力すれば、指定した秒数後に完全シャットダウンします。
- 例①「shutdown -s -t 60」(60秒後に完全シャットダウン)
- 例②「shutdown -s -t 0」 (すぐ完全シャットダウン)
★ 以下、手順を説明します。
手順1. デスクトップ下部の①スタートボタンを右クリックし、②「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
※「ファイル名を指定して実行」は、以下のキーボード操作でも、起動できます。
- Windowsキーを押しながら、
- Rキーを押す
手順2. ①名前(O)の入力欄に「shutdown -s」と入力して、②OKボタンをクリックします。
- 「shutdown.exe -s」と入力しても大丈夫です。
- 「shutdown」,「-s」の間の空白は、半角スペース1つです。全角スペース不可。
手順3.「サインアウトしようとしています」と表示されるので、「閉じる」ボタンを押します。(任意)
- 閉じるボタンを押さなくても完全シャットダウンは動きます。そのため、押さなくても構いません。
- 完全シャットダウンをキャンセルしたい場合、同じ手順で「shutdown -a」コマンドを実行します。
(タイミングが間に合えば、キャンセルできます。)
手順4. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
「ファイル名を指定して実行」から、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
つづけて、次の方法を説明します。
10. タスクマネージャーから、コマンドで完全シャットダウンする方法
★ タスクマネージャーから、コマンドを入力して、Windows11を完全シャットダウンします。
Win11が重くなって、タスクマネージャーしか動かないという場合などに使用。
※ちなみに、Win11のトラブル時には、通常のシャットダウンよりも、完全シャットダウンや再起動のほうが望ましい。
(通常のシャットダウンでは、Win11の一部のシステム情報をクリアせず、保存してしまうので)
★ 入力するコマンドは以下です。
shutdown -s
【補足】
- -sはオプションで、これを指定すると完全シャットダウンになります。
- -sの後ろに-hybridオプションをつけると「普通の」シャットダウンになります。
(-hybridオプションをつけなければ、完全シャットダウン) - 「shutdown -s -t 秒数」と入力すれば、指定した秒数後に完全シャットダウンします。
- 例①「shutdown -s -t 60」(60秒後に完全シャットダウン)
- 例②「shutdown -s -t 0」 (すぐ完全シャットダウン)
★ 以下、手順の説明です。
手順1. ①Windows11にログインしている状態で、キーボードから、②CtrlキーとShiftキーを押しながら、③Escキーを押します。
※キーの配置は、お使いのキーボードによって、若干異なる場合があります。
手順2. タスクマネージャーが起動してきます。
手順3.「新しいタスクを実行する」をクリックします。
手順4. ①名前(O)の入力欄に「shutdown -s」と入力して、②OKボタンをクリックします。
- 「shutdown.exe -s」と入力しても大丈夫です。
- 「shutdown」,「-s」の間の空白は、半角スペース1つです。全角スペース不可。
手順5.「サインアウトしようとしています」と表示されるので、「閉じる」ボタンを押します。(任意)
- 閉じるボタンを押さなくても完全シャットダウンは動くので、別に押さなくても問題はありません。
- 完全シャットダウンをキャンセルしたい場合、同じ手順で「shutdown -a」コマンドを実行します。
(タイミングが間に合えば、キャンセルが可能)
手順6. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
タスクマネージャーから、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
つづけて、次の方法を説明します。
11. コマンドプロンプトから、コマンドで完全シャットダウンする方法
★ コマンドプロンプトから、コマンドを入力して、Windows11を完全シャットダウンします。
※「ファイル名を指定して実行」からコマンドを実行するより、入力したコマンドを確認しやすいのがメリット。
★ 入力するコマンドは以下です。
shutdown -s
【補足】
- -sはオプションで、これを指定すると完全シャットダウンになります。
- -sの後ろに、-hybridオプションをつけると「普通の」シャットダウンになります。
(-hybridオプションをつけなければ、完全シャットダウン) - 「shutdown -s -t 秒数」と入力すれば、指定した秒数後にシャットダウンします。
- 例①「shutdown -s -t 60」(60秒後に完全シャットダウン)
- 例②「shutdown -s -t 0」 (すぐ完全シャットダウン)
★ 以下、手順の説明です。
手順1. デスクトップ下部の①スタートボタンを右クリックし、②「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
※「ファイル名を指定して実行」は、以下のキーボード操作でも、起動できます。
- Windowsキーを押しながら、
- Rキーを押す
手順2. ①名前(O)の入力欄に「cmd」と入力して、②OKボタンをクリックします。
手順3. コマンドプロンプトが起動するので、①「shutdown -s」と入力して、②Enterキーを押します。
- 「shutdown.exe -s」と入力しても大丈夫です。
- 「shutdown」,「-s」の間の空白は、半角スペース1つです。全角スペース不可。
手順4.「サインアウトしようとしています」と表示されるので、「閉じる」ボタンを押します。(任意)
- 閉じるボタンを押さなくても完全シャットダウンは動くので、別に押さなくても問題はありません。
- 完全シャットダウンをキャンセルしたい場合、同じ手順で「shutdown -a」コマンドを実行します。
(タイミングが間に合えば、キャンセル可能)
手順5. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
コマンドプロンプトから、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
つづけて、次の方法を説明します。
12. PowerShellから、コマンドで完全シャットダウンする方法
★ PowerShell から、コマンドを入力して、Windows11を完全シャットダウンする方法です。
※「ファイル名を指定して実行」からコマンドを実行するより、入力したコマンドを確認しやすいのがメリット。
(手順は、コマンドプロンプトで行う場合と、ほぼ同じです)
★ 入力するコマンドは以下です。
shutdown -s
【補足】
- -sはオプションで、これを指定すると完全シャットダウンになります。
- -sの後ろに、-hybridオプションをつけると「普通の」シャットダウンになります。
(-hybridオプションをつけなければ、完全シャットダウン) - 「shutdown -s -t 秒数」と入力すれば、指定した秒数後に完全シャットダウンします。
- 例①「shutdown -s -t 60」(60秒後に完全シャットダウン)
- 例②「shutdown -s -t 0」 (すぐ完全シャットダウン)
★ 以下、手順の説明です。
手順1. デスクトップ下部の①スタートボタンを右クリックし、②「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
※「ファイル名を指定して実行」は、以下のキーボード操作でも、起動できます。
- Windowsキーを押しながら、
- Rキーを押す
手順2. ①名前(O)の入力欄に「powershell」と入力して、②OKボタンをクリックします。
手順3. PowerShell が起動するので、①「shutdown -s」と入力して、②Enterキーを押します。
- 「shutdown.exe -s」と入力しても大丈夫です。
- 「shutdown」,「-s」の間の空白は、半角スペース1つです。全角スペース不可。
手順4.「サインアウトしようとしています」と表示されるので、「閉じる」ボタンを押します。(任意)
- 閉じるボタンを押さなくても、完全シャットダウンは動くので、別に押さなくても問題はありません。
- 完全シャットダウンをキャンセルしたい場合、同じ手順で「shutdown -a」コマンドを実行します。
(タイミングが間に合えば、キャンセル可能)
手順5. はい、これでWindows11の完全シャットダウンが動きます。
PowerShellから、完全シャットダウンする手順はこれで完了です。
さいごに、補足として、以下を説明します。
13.【補足1】デスクトップに、完全シャットダウンのショートカットファイルを作成する方法
★ デスクトップに、完全シャットダウンのショートカットファイルを作成する方法を説明します。
※ショートカットファイルをダブルクリックするだけで、完全シャットダウンを実行できるので、手間が省けます。
★ 以下、手順の説明です。
※デスクトップに、ショートカットファイルを作成し、コマンドを登録するという流れです。
手順1. ①デスクトップ上の適当な場所を右クリックし、②新規作成をクリック、③「ショートカット」をクリックします。
手順2.「ショートカットの作成」画面が起動するので、①「shutdown -s」と入力し、②「次へ(N)」ボタンをクリックします。
- 「shutdown.exe -s」と入力しても大丈夫です。
- 「shutdown」,「-s」の間の空白は、半角スペース1つです。全角スペース不可。
手順3.「このショートカットの名前を入力してください(I)」に、①適当なファイル名を入力し、②「完了(F)」ボタンをクリックします。
手順4. はい、デスクトップ上に、完全シャットダウンのショートカットファイルが作成されました。
ショートカットファイルをダブルクリックすれば、完全シャットダウンが動きます。
つづいて、ピン留めを作成する方法です。
14.【補足2】スタートメニューとタスクバーに、完全シャットダウンのピン留めを作成する方法
★ スタートメニューやタスクバーに、 完全シャットダウンのピン留めを作成することもできます。
※ピン留めは、ショートカットのようなもの
ピン留めすることによって、完全シャットダウンするときの手間が減ります。
★ 手順、以下です。
※補足1で作成したショートカットファイルを、スタートメニューやタスクバーに、ピン留めします。
a) スタートメニューにピン留めする場合
以下の手順を行ってください。
手順1.「補足1」で作成した①完全シャットダウンのショートカットファイルを右クリックし、②「スタートメニューにピン留めする」をクリックします。
手順2. はい、スタートメニューに、完全シャットダウンのピン留めされました。
※以下のようにスタートメニューの「ピン留め済み」の中に、完全シャットダウンのショートカットファイルのアイコンが追加されます。
作成されたピン留めをクリックすれば、シャットダウンが動きます。
メモ
- アイコンは、ピン留め済みの2ページ目に追加されています。(おそらく)
- ピン留め内のアイコン位置は、ドラッグ&ドロップで変更できます。必要に応じて位置を調整してください。
b) タスクバーにピン留めする場合
下記の手順をおこなってください。
手順1. 「補足1」で作成した、①完全シャットダウンのショートカットファイルを右クリックし、②「その他のオプションを表示」をクリックします。
手順2. コンテキストメニューが切り替わるので、「タスクバーにピン留めする(K)」をクリックします。
手順3. はい、タスクバー上に、完全シャットダウンのピン留めされました。
※以下のようにタスクバーの「ピン留め」の中に、完全シャットダウンのショートカットファイルのアイコンが追加されます。
作成されたピン留めをクリックすれば、完全シャットダウンが動きます。
メモ
ピン留め内のアイコン位置は、ドラッグ&ドロップで変更できます。必要に応じて位置を調整してください。
15.【補足3】完全シャットダウンできない場合の対応方法
★ 以下のようなケースで、完全シャットダウンできないという場合があります。
- Windows11が固まっていて、完全シャットダウンの操作ができない。
- 完全シャットダウンの操作は行えたが、反応しない。(動き出さない。)
- 完全シャットダウンは動きだしたが、いつまでも経っても、完了しない。
★ 参考までに完全シャットダウンできない場合の対応方法を書いておきます。
a) Windows11が固まっていて、完全シャットダウンの操作ができない
対応策1をためして、ダメなら、対応策2を実施ください。
対応策1. 以下の完全シャットダウン方法を試してください
※Windows11の動作が重くなっているときに、有効な完全シャットダウン方法です。
対応策2. 操作できる気配がないなら、強制終了を実行
パソコンの電源ボタンを、10秒くらい押し続け、パソコンを強制終了します。
※ハードウェアの故障や、Windows11のシステムトラブルが発生するリスクが多少あります。しかし、こうなってしまえば、仕方ないかと。
b) 完全シャットダウンの操作は行えたが、Windows11が反応しない、完全シャットダウンが動き出さない
完全シャットダウンの操作は行えたなら、ある程度の操作はできる状態かと思います。
そのため、以下が対応策になります。
対応策1. タスクマネージャーを起動して、稼働中のアプリを終了する
★ 稼働中のアプリを終了すれば、完全シャットダウンが動く可能性があります。
★ 以下を行います。
- タスクマネージャーを起動
- 稼働中のアプリを右クリック
- タスクの終了(E)をクリック
- アプリが終了します
対応策2. ウィルス対策ソフトを停止する
★ ウィルス対策ソフトは、トラブルの原因になることが多いです。
※ウィルス対策ソフトをサービス停止すれば、完全シャットダウンが動く可能性あり
★ 停止方法は、各メーカーのHPやマニュアルなどを参照ください。
c) 完全シャットダウンは動きだしたものの、いつまでも経っても、終わらない
更新プログラムを適用している途中などに、よく起こるケースです。
対応策 1時間くらい様子を見て、パソコンが動作している気配がないなら、強制終了
★ 長く感じるかもしれませんが、1時間くらいは様子を見たほうがいいです。
※ハードディスクのアクセスランプが、激しく点滅しているなど、動作している気配があるなら、さらに待つことをオススメします。
★ 様子をみても、シャットダウンが終わる気配がないなら、強制終了するしかないです。
パソコンの電源ボタンを、10秒くらい押し続け、パソコンを強制終了します。
※ハードウェアの故障や、Windows11のシステムトラブルが発生するリスクが多少あります。しかし、こうなってしまえば、やむを得ないかと。
補足の説明は以上です。
16. Windows11(Win11)を完全シャットダウンする方法(まとめ)
★ 今回、紹介した内容は以下でした。
- 回復オプションから完全シャットダウン
- スタートメニューから完全シャットダウン
- スタートボタンを右クリックして完全シャットダウン
- キーボード操作で完全シャットダウン①
- キーボード操作で完全シャットダウン②
- ログイン(サインイン)画面から完全シャットダウン
- 「Ctrl +Alt + Delete」キーで完全シャットダウン
- 「ファイル名を指定して実行」から完全シャットダウン
- タスクマネージャーから完全シャットダウン
- コマンドプロンプトから完全シャットダウン
- PowerShellから完全シャットダウン
- 【補足1】デスクトップに、ショートカットファイルを作成
- 【補足2】スタートメニューとタスクバーにピン留めを作成
- 【補足3】完全シャットダウンできない場合の対応方法
★ この記事のほかにも、OSの起動や、省電力に関する記事を書いています。興味のあるものがあれば、ご参照ください。
★今回の内容が、少しでも役に立った、解決したという方がいれば幸いです。
「 Windows11(Win11)を完全シャットダウンする方法 」はこれで終わりです。
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