
パスワードを
作りたい人
パスワードを考えるの面倒くさいな。
でも、ハッキングされるのは心配だし。
安全なパスワードのほうがいいに決まってるけど・・・。
この記事では、こんなパスワードを作成するときの悩みを解決します。
この記事で紹介している手順を、実施した結果は、以下です。
<本記事の手順、実施前>

パスワード考えるの面倒な人
もう、アレだ。
パスワードは「password」でいいんじゃね。

安全なパスワードを作成した人
これならハッキングに強いし、安心だわ。
★ 今回、紹介するのは、インターネットのサービスに会員登録する時などに、設定するパスワードの作り方です。
なので、基本的に長くて覚えにくいようなパスワードになります。
★ パソコンを起動するときに入力するような、毎回、手入力するパスワードを作りたい!
こういうニーズの人には、あまり役に立たない内容なのかなあ、と思います。
そういう方には、読むことをオススメしません。その点、あらかじめお断りしておきます。
では、どうぞ。
とことん、限界までいくぜ!
1. 安全なパスワードの簡単な作り方(はじめに)
はじめにいっておきますと、こういうパスワードはヤバイです。
危ないパスワードの例
- 桁数が短い
- }zLo4のように、5桁とか6桁くらいのパスワードは、短すぎて危険です。
- 15桁以上をオススメします。
- 数字とかアルファベットのみ
こういうのも危険なので、避けたほうが賢明。- 47890231457のような数字のみ
- aswrvszxのようなアルファベットのみ
- 英単語とか、わかりやすいパスワード
- passwordや、abc123とか、わかりやすいパスワードは絶対ダメ。
- キーボードの並びで、asdfghjkとかを設定するのもやめましょう。
望ましいパスワードの例
★ インターネット上で使うパスワードであれば、以下のようなパスワードを作成するのが望ましいです。
- 英大文字小文字・数字・記号のランダムな組み合わせ
- 15桁以上
こんな感じ。
例. uOkP}8-eyg8Tl#
★ ただ、こういうパスワード、いちいち考えるのはメンドクサイ。
べつに作れないことはないのですが、結構ダルいです。
インターネットのパスワード生成サイトを使う?
★ インターネットのパスワード生成サイトを使えば、簡単に複雑なパスワードを作成できます。
検索エンジンから、「パスワード 生成」で検索すると、こうしたパスワードを自動で作成できるサイトがいくつも見つかります。
作り方も簡単で、パスワードを作る条件(記号を混ぜるかどうかなど)を設定し、ボタンを押すだけ。
ハイ、これでパスワードが作成できます。
★ ただし、こうしたサイトが作成するパスワードをそのまま使用するのは、用心が足りないと思います。
(そうしたサイトの管理者の人を、疑うわけではないですが、)
これまでどういうパスワードを作成したかという情報を、サイト側は保存しておくこともできます。
そして、そうした情報を販売したり、ハッキングを試みることもできるかもしれません。
★ 100%なんの疑いもなく信用してしまうのは、ちょっと問題あるかなという気がします。
おすすめは、複数のパスワード生成サイトで作ったパスワードの混ぜ合わせ
★ 今回、おすすめするパスワードの作成方法は、複数のパスワード生成サイトで作ったパスワードを、混ぜ合わせて、新しいパスワードを作るというやり方です。
これなら、安全性の高い複雑なパスワードを、比較的簡単に作成することができます。
★ 一つのパスワード生成サイトから、パスワードを作成するわけでないので、変な心配をしないで済みます。
では、ここから実際に、パスワード作成手順を見ていきましょう。
2. 安全なパスワードの簡単な作り方(手順の紹介)
★ 今回は例として、複数のパスワード生成サイトで作ったパスワードを混ぜ合わせて、20桁のパスワードを作成します。
※手順の細かい部分については、好みに合わせて変えても、べつに問題はありません。細かい手順よりコツというか、エッセンスが重要です。
★ 今回、以下のパスワードの生成サイトを利用して作成していきます。
※別にパスワード生成するサイトは、この3つのサイトでないとダメとかいうわけではありません。なんとなく良さそうだったので、この3サイトをチョイスさせていただきました。
では、以下、さっそく手順です。
手順1. パスワード生成 – Web便利ノートにアクセス
まず、最初のパスワード生成サイトパスワード生成 – Web便利ノートに、アクセスしてみましょう。
※Web便利ノートさんは、IT技術者やWEB制作者向けの無料インターネットサービスを行っているサイトみたいですね。
手順2. 条件を入力して、パスワード生成
以下のような感じで、条件設定して、パスワード生成してもらえばいいと思います。
- 数字・英大文字・英小文字・記号にチェック
- パスワードは16文字にチェック
- 生成数は100個にチェック
- 「生成(違うパスワードに再生成)」ボタンを押す
- 「パスワード一覧をコピー」ボタンをクリック

これで、パソコンのクリップボードに生成されたパスワードがコピーされました。
手順3. エクセルを起動して、コピーしたパスワードを貼り付け
クリップボードにコピーしたパスワードを、エクセルなどに貼り付けます。
※エクセルがパソコンになければ、メモ帳などに貼り付けても構いません。

手順4. 貼り付けたパスワードの中から、適当に2文字ずつ、計6文字コピーして、抜き出します。

これで、今回作成する20桁のパスワードのうち、6桁分ができました。
手順5. パスワード生成 (Passwords Generator) – GRAVINESS.COMにアクセスして、同じように、パスワードを生成し、パスワード6桁分を取得する。
手順1~4で、パスワード6桁分を抜き出したのと同じ手順を行います。
- 今度は、パスワード生成 (Passwords Generator) – GRAVINESS.COMにアクセス
- パスワードを生成し、また6桁分のパスワードを抜き出します
条件設定の方法など少し変わるかもしれませんが、そのあたりは似たような感じでやってください。
※GRAVINESS.COMは、優乃(Yunos)さんという方が運営しているサイトみたいです。
手順6. パスワード自動作成ツール(みんなの知識 ちょっと便利帳)にアクセスして、同じように、パスワードを生成し、パスワード6桁分を取得する。
これまでと同じように、パスワード自動作成ツール(みんなの知識 ちょっと便利帳)で同じことを行います。
- パスワード自動作成ツール(みんなの知識 ちょっと便利帳)にアクセス
- パスワードを生成し、6桁分のパスワードを抜き出します
※みんなの知識 ちょっと便利帳さんは “ちょっと便利” で “ちょっと役に立つ” サイトとして運営されているようです。
条件設定の方法など少し変わるかもしれませんが、似たような感じでやってもらえれば、問題はないと思います。
手順7. これで、18桁分のパスワードができました。20桁のパスワードが作りたいので、なにか適当な2文字を考えてください。
適当な2文字を考えてください。
(ここでは、例としてa8としておきます。)
これで、3つのサイトから取得した6文字,6文字,6文字と、追加した2文字で、20桁のパスワードが出来ているはずです。
手順8. パスワード生成サイトから取得した6文字,6文字,6文字と自分で考えた2文字を、繋ぎあわせます。
これまで用意したパスワードの文字をつなぎ合わせます。
(以下のパスワードの文字は、あくまでも例で、実際はその都度、異なります。)
- B1C?qK (最初のパスワード生成サイトから取得した文字)
- @iE2%d(2番目のパスワード生成サイトから取得した文字)
- R@e6eq(3番目のパスワード生成サイトから取得した文字)
- a8 (自分で考えた文字)
繋ぎ合わせた結果、B1C?qK@ie2%d@e6eRqa8のようになります。
手順9. 繋ぎあわせたパスワードを、何回かシャッフルします。
つなぎ合わせたパスワードの文字の順番をシャッフルします。
(何文字かずつ切り取り・貼り付けで順番を入れ替えていきます)
- シャッフル前)B1C?qK@ie2%d@e6eRqa8
- シャッフル後)qKB1i%@e6ee2qa8C?@dR
ハイ、これで、パスワードが完成しました。
こんな感じ。
qKB1i%@e6ee2qa8C?@dR
このやり方でパスワードを作れば、安全なパスワードを作成できると思います。
3. 安全なパスワードの簡単な作り方(まとめ)
この記事の内容をまとめると、
- パスワードを作成するなら、英大文字小文字・数字・記号を組み合わせた桁数の多いパスワードを作成するべき。
- パスワード生成サイトで作ったパスワードをそのまま使うのは、おススメしない。
- 複数のパスワード生成サイトで作ったパスワードを組み合わせて、パスワードを作る。
みたいな感じでしょうか。
今回の内容が、少しでも役に立った、解決したという方がいれば幸いです。
安全なパスワードの簡単な作り方【英大文字小文字・数字・記号】は、これで終わりです。
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