NotionとJiraを比較(使うべきアプリが一目瞭然)

Notion
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NOTIONとJIRAの違いを知りたい人
NotionとJiraって、どっちを使えばいいのかな。
なんか、違いがよくわからないな。
だれか、NotionとJiraの違いをわかりやすく教えてよ。

 

はい、こんなNotionとJiraの違いに関する悩みを解決します。

この記事では、NotionとJiraの違いを比較した結果について説明しています。

※メモ

この記事でいうJiraとは、タスク・プロジェクト管理ツールのJira Softwareを指します。

(一般的に、Jiraといれば、このJira Softwareのこと。)

ほかにもサービスデスク用ツールのJira Service Managementなどもあります。

この記事を読んだ結果は、以下です。

「NotionとJiraの比較」説明用画像1

こんな感じで、バッチリ解決できます。

では、どうぞ。

1. NotionとJiraを比較する(はじめに)

NotionとJiraは、タスク・プロジェクト管理ツールとして、よく名前が挙げられます。

そのため、どちらを使えばいいか悩む人も多いです。

そこで、この記事では、NotionとJiraの違いを比較し、どちらを選べばいいかを解説します。

最初に書いておきますと、結論はつぎのとおり。

  • ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理をしたい人 =>Jira
  • 多用途で使いたい人 =>Notion

2. NotionとJiraの比較

2-1. NotionとJiraの主な違い

NotionとJiraの違いについて、主なポイントをまとめました。

つぎのとおりです。

  Notion Jira
①製造元 Notion社(米国)
※評価額1兆円を超えるメガベンチャー
ATLASSIAN社(オーストラリア)
※NASDAQ 上場企業
②操作性 使いやすい 使いやすい
③特徴 なんでもできるAll in One Workspace
・情報の一元管理が可能
主にソフトウェア開発におけるタスク管理 / プロジェクト管理に特化
④用途 多用途(情報の一元管理・共有)
・メモ/ドキュメントの作成・管理
・タスク管理
・プロジェクト管理
・トラブル履歴/顧客などの情報管理

用途は以下に限定
・タスク管理
・プロジェクト管理

⑤ユーザー層 幅広い職種で利用
・エンジニア
・プロジェクトマネージャー
・事務
・デザイナー
・営業 など

※個人ユーザーが多いのも特徴
主にソフトウェア開発で利用
・エンジニア
・プロジェクトマネージャー
・その他 



※ 個人ユーザーは少ない
⑥対応デバイス Windows/Mac
Android/iOS
※すべてのプランで端末数は無制限
Windows/Mac/
Android/iOS
※すべてのプランで端末数は無制限
⑦価格 料金はユーザー単位
・フリープラン:無料
・プラスプラン:1人あたり10$/月
・ビジネスプラン:1人あたり18$/月
・エンタープライズ:1人あたり25$/月
料金はユーザー単位
・フリープラン:無料
・スタンダードプラン:1人あたり920円/月
・プレミアムプラン:1人あたり1,810円/月
・エンタープラズプラン:問合せ
⑧共有機能 ・フリープラン:10人のゲストまで
・プラスプラン:無制限
・ビジネスプラン:無制限
・エンタープライズ:無制限
・フリープラン:10人まで
・スタンダードプラン:35,000人まで
・プレミアムプラン:35,000人まで
・エンタープラズプラン:35,000人まで
⑨プロジェクト数 無制限 無制限
⑩使用できる容量 無制限 ・フリープラン:2GBまで
・スタンダードプラン:250GBまで
・プレミアムプラン:無制限
・エンタープラズプラン:無制限

すぐ始めたい人は以下から登録できます

>>Jiraの登録ページ

>>Notionの登録ページ

2-2. NotionとJiraは、そもそも用途が異なる

NotionとJiraのもっとも大きな違いは、そもそも用途が異なる、ということです。

  • Notion … 情報を一元管理するための多目的ツール
  • Jira … ソフトウェア開発におけるタスク・プロジェクト管理ツール

Jiraは、主にソフトウェア開発で使われるタスク・プロジェクト管理ツールです。

Jiraを使えば、期限や担当者、進捗状況などを直観的に把握でき、ソフトウェア開発でのタスクやプロジェクトの管理をスムーズに行えます。

Jiraをつかって、ソフトウェア開発以外のタスク・プロジェクト管理を行うこともできます。

しかし、基本的には、ソフトウェア開発におけるタスク・プロジェクト管理ツールであると理解しておくことは重要です。

・Jiraの画面

「NotionとJiraの比較」説明用画像2

実際、ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理に関していえば、JiraのほうがNotionよりも使いやすいです。

(Notionも、タスク・プロジェクト管理を、行うことはできます。ただ、専門ツールに比べると機能面で劣る点があるのは否めないです。)

当然ながら、Jiraはタスク・プロジェクト管理に必要な機能はすべて備えています。

たとえば、使いやすいガントチャートなどで、プロジェクトの進捗状況、担当者、期限などの確認が可能です。

  • ガントチャートの画面
「NotionとJiraの比較」説明用画像3
  • カンバンボードの画面
「NotionとJiraの比較」説明用画像4

このほかにも、Jiraには、タスク・プロジェクト管理のための、優れた機能がいくつもあります。

カスタマイズ性も高く、大規模なソフトウェア開発にも対応可能。

ソフトウェア開発におけるタスク・プロジェクト管理を効果的に行いたい人に最適なツール、それがJiraです。


どちらか迷ってる人

ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理なら、Jira

それに比べ、Notionは、「All in One Workspace」というコンセプトで開発されています。

※All in One Workspace … いろいろなアプリに散らばった情報を、Notion1つに集約する。

使いやすいデータベース機能を備え、情報を蓄積するコンテンツであれば、柔軟に作成できるように設計されています。

そのため、使える用途が非常に多いです。

(Notion1つに、情報を集約できる)


NOTIONのユーザー

Notionをみれば、すべてがわかる

※以下、用途の具体例

・タスク管理、プロジェクト管理

=>ガントチャート

「NotionとJiraの比較」説明用画像5

=>カンバンボード

「NotionとJiraの比較」説明用画像6

メモ

Notionのタスク・プロジェクト管理機能は、Jiraにくらべると落ちるものの、それなりに使えます
(もちろん、ソフトウェアの開発にも使用可能)

とくにタスク管理(カンバンボードなど)は結構使いやすいです。

ただし、プロジェクト管理については、改善の余地はあると思います。
(ガントチャートで、進捗状況がちょっと見にくいとか)

・ドキュメントの作成・管理

「NotionとJiraの比較」説明用画像7

※通常のドキュメント作成機能のほか、Notion AI(別途、有償)を使い、文章の自動生成や推敲なども可能。(Notion AIはかなり評判がいいです。)

・情報を整理・記録

「NotionとJiraの比較」説明用画像8

メモ

上のような表形式で情報を管理できます。エクセルのような感じです。

(外出先からスマホで確認するのも簡単です。)

Notionでは、これら以外にも、多くの用途で利用が可能。

タスクやプロジェクトの管理のみならず、

柔軟に、多用途で使えるのがNotionの特徴です。


どちらか迷ってる人

ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理なら、Jira
多用途なら、Notion

2-3. NotionとJiraのユーザー層の比較

Jiraは、主にソフトウェア開発で使われるタスク・プロジェクト管理ツールであるため、基本的にユーザーはIT系の人が多いです。

  • エンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • その他

また、企業の規模も、大企業から中小企業までと、幅広く利用されています。

また、ツールの特性上、個人のユーザーの比率は少ないです。

(Jiraの無料プランは使い勝手もいいので、個人ユーザーにも使いやすいのですが)

一方、Notionも普及しはじめたころは、主にITのエンジニアやデザイナーなどの利用が多かったようです。

しかし、現在では、さまざまな職種や業態で使われています。

  • エンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • 製造現場
  • 事務
  • デザイナー
  • 営業   など

Notionを利用している企業の規模は、Jiraに比べて中小企業の割合が多いです。

※Notionの用途が広く多機能な点が、中小企業ではとくに好まれていると推測されます。

また、Notionは個人ユーザーの拡大にも力を入れており、無料の個人プランは、とても制限が少なく使いやすいです。

そういうこともあり、個人ユーザーの利用者も多数存在しており、インターネットで検索すれば、多くの活用事例を参考にできます。

2-4. NotionとJiraの口コミ・評価の比較

※口コミ・評価は、ITreviewさんのサイトで、頻繁に挙げられているものを調べました。

Jiraの多かった口コミ・評価は以下でした。

メリット

  • 以前よりチーム状況が把握できるようになった。
  • チームの業務効率が良くなった

デメリット

  • 機能が多く、カスタマイズ性も高いので、使いこなすのが難しい。

Jiraを導入したことで成果が出ている、というポジティブな意見が多いです。

また、機能が多すぎて難しく感じるなど、操作を習得する難しさを指摘する声もありました。

一方、Notionの多かった口コミ・評価は以下でした。

メリット

  • 業務の効率がよくなった
  • (チームの中での)情報共有が進んだ
  • 使える用途が多く、情報が一元的に管理できるようになった
  • カスタマイズ性が高く、やりたいことができる

デメリット

  • 使い方を覚えるのに時間がかかる。

Notionは、カスタマイズ性が高く、使える用途が多いです。

  • タスク・プロジェクト管理
  • ドキュメント管理
  • 顧客情報などのデータベース化 など

そのため、いろいろな情報をNotionに蓄積でき、Notionをみれば全部わかるという状況を作りやすいです。

こうした結果、業務の効率や、チームの情報共有などが改善されます。

一方、Notionのマイナスな評価としては、ユーザーは、最初に使い方を覚えるのに時間がかかるという意見もありました。

このあたりは、Jiraもそうですが、機能が多く、カスタマイズ性が高いと、使い方が難しいと感じる人は多くなります。

こうしたところは、一長一短というところもあるので、仕方のない面もあるのかなと思います。

3. こういう人にオススメ(Notion or Jira)

これまで説明した内容をふまえ、Jiraに向いている人と、Notionに向いている人について説明します。

3-1. Jiraが向いている人

Jiraが向いている人は以下になります。

  • ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理がしたい人(個人・チーム・会社)

Jiraは、ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理に特化しているだけあって、使い勝手がいいです。

ソフトウェア開発のプロジェクトなどで使いたい人は、Jiraを検討するのが最も確実です。

ただし、操作が難しいという側面があるので、使用するユーザーのITスキルもそれなりに必要とされます。

※大抵の場合、ユーザーはエンジニアだったりするので、この点は過剰に心配する必要はないかもしれません。

Jiraを使ってみる場合は、まずフリープランに登録することをオススメします。

Jiraのフリープラン(無料)は、個人や小規模で使用するのに適したプランです。

  • 料金…無料
  • ユーザー数…10人まで登録
  • プロジェクト数…無制限
  • 使用できる容量…2GB

個人や小規模チームの場合は、フリープランで充分な場合も多いと思います。

また、大規模なチームや会社全体に導入する場合にも、操作方法や機能を、まずフリープランで確認するのが一般的です。

※他のプラン(有料)は、無料トライアルが期間が7日間しかないです。そのため、検証するには、時間が足りない場合がおおい。

Jiraフリープラン(無料の登録方法

以下にJiraのフリープランの登録方法を書いておきます。

  1. Jiraの登録ページにアクセス
  2. 「無料で入手する」ボタンをクリック
  3. 「次へ」ボタンをクリック
  4. メールアドレスを入力し、「同意する」をクリック
  5. メールアドレスに認証メールが送られてくるので、「メールアドレスを認証」をクリック
  6. 氏名・パスワードを入力し、サインアップをクリック
  7. 任意のサイト名を入力し、「同意する」をクリック
  8. あとは、質問などに回答していけば、登録完了

3-2. Notionが向いている人

Notionが向いている人は以下になります。

  • 多用途に使いたい人(個人・チーム・会社)

Notionで行えるのは、タスク・プロジェクト管理だけではありません。

ドキュメントの作成や情報の保存など、多くの用途をNotion1つで行うことができます。

そのため、Notionで情報を一元的に管理できます。

個人で使っても、もちろん便利ですが、チームや会社で使うと、情報共有が進み、業務効率のアップが期待できます。

Notionを個人で使う場合は、フリープランに登録します。

Notionのフリープランは無料ですが、制限が非常に少ないのが特徴です。

本格的に使い始めでも、基本的に有料プランに変更する必要がありません。

一応、アップロードできるファイルの大きさが5MBまで、という制限はあります。

5MB以上のファイルをアップロードしたい場合、プラスプラン(有料)への変更が必要です。

※プラスプラスは、チームや会社で使う代表的なプランですが、個人で利用することもできます。
(容量無制限なので、動画ファイルの保管庫としても優秀)

Notionフリープラン(無料の登録方法

Notionの登録ページから、登録できます。(所要2~3分)

※以下にNotionフリープランの登録方法や使い方なども記載しています。手順や説明をみながら登録したい、という方は参照ください。

【Notion】無料アカウントを登録する方法

Notionをチーム・会社で使う場合は、プラスプランがオススメです。

(試してみるには、まず30日間の無料トライアルに登録します。)

※Notionの複数人向けのプランでオーソドックスなものはプラスプランですが、ほかにも上位プランがあります。

より強力な管理機能やサポートが必要な場合、無料トライアル後、以下を選択することも可能。

  • ビジネスプラン
  • エンタープライズプラン

チーム・会社の情報を一元的に蓄積できるので、情報共有化が進み、業務効率のアップが期待できます。

情報共有に問題を抱えているチームや会社には、特に効果的です。

Notion無料トライアルの登録方法

まずNotionの登録ページから、無料トライアルに登録します。(所要2~3分)

※以下にNotionの無料トライアルの登録方法や使い方などを記載しています。手順・説明をみながら登録したい、という方は参照ください。

【お試し無料】Notionをチーム・会社で始める方法

※無料トライアルで問題なければ、プラスプランやほかのプランにアップグレードする流れとなります。

3-3. その他

これまで、NotionとJiraについて説明してきました。

しかし、これらのツール以外に、一般的なタスク・プロジェクト管理に特化したツールを使いたい人もいると思います。

そうした場合は、NotionやJiraではなく、他のツールを検討したほうがいいかもしれません。

いくつか、例を挙げておきます。

  • Backlog 国産のタスク・プロジェクト管理ツール。日本企業の業務にフィットしやすいのが特徴。
  • Jira Work Management アトラシアン社の提供している一般ビジネス用途向けタスク・プロジェクト管理ツール

※Backlogは、シンプルで使いやすいということもあり、結構使っている会社も多いです。

JiraやNotionは、結構、個性が強い製品になります。

オーソドックスなタスク・プロジェクト管理ツールが使いたい場合、他の選択肢を検討するのもありかと思います。

4. NotionとJiraを比較する(まとめ)

今回、紹介した内容は以下でした。

結論はこちらです。

  • ソフトウェア開発のタスク・プロジェクト管理をしたい人 =>Jira
  • 多用途で使いたい人 =>Notion

どちらも、世界的な人気サービスなので、品質は高いです。

なので、自分に合っているものを選んでもらえればと思います。

今回の内容が、少しでも役に立った、解決したという方がいれば幸いです。

「NotionとJiraを比較(使うべきアプリが一目瞭然)」 はこれで終わりです。

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