NOTIONとASANAの違いを知りたい人
なんか、違いがよくわからないな。
だれか、NotionとAsanaの違いをわかりやすく教えてよ。
はい、こんなNotionとAsanaの違いに関する悩みを解決します。
この記事では、NotionとAsanaの違いを比較した結果について説明しています。
この記事を読んだ結果は、以下です。
こんな感じで、バッチリ解決できます。
では、どうぞ。
【目次】
1. NotionとAsanaを比較する
1-1. はじめに
★ NotionとAsanaは、人気のタスク・プロジェクト管理ツールとして、よく名前が挙げられます。
そのため、どちらを使えばいいか悩む人も多いです。
そして、こういうジレンマに直面します。
- 何も考えず、使い始めると、後で別のツールに変えたくなったときにシンドイ
- かといって、事前にいろいろ調べるのも非常にタイヘン
どちらか迷ってる人
調べるほどによくわからん。
く、くるしい・・・
★ 細かい点をアレコレ調べてるうちに深みにはまってしまう。
過去にそういった経験はないでしょうか?
私は、どちらがいいんだろうと悩みすぎ、その後、1週間くらい疲れが抜けなかったことがあります。
(たいてい、大勢には影響ない、どっちでもいいポイントが原因だったりするのですが。)
そこで、この記事では、NotionとAsanaの違いを最重要ポイントにしぼって比較し、どちらを選べばいいかを解説します。
サクッと決めた人
解説を読んだら、サクッと決まりました。
余った時間で、何をしようかな。
★ 最初に書いておきますと、この記事の結論はつぎのとおり。(最適な選択肢は用途で分かれます)
個人で使いたい | 複数人(チーム)で使いたい | |
タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい | Asana | Asana |
タスク・プロジェクト管理以外もしたい (ドキュメント作成や、情報の整理 etc.) |
Notion | Notion |
1-2. NotionとAsanaの違い(主なポイント)
★ NotionとAsanaの違いについて、主なポイントをまとめました。
つぎのとおりです。
Notion | Asana | |
製造元 | Notion社(米国) ※評価額1兆円越えのメガベンチャー |
Asana社(米国) ※ニューヨーク証券取引所 上場企業 |
操作のしやすさ | 使いやすい | 使いやすい |
特徴 | ・なんでもできるAll in One Workspace ・情報の一元管理が可能 |
・タスク管理 / プロジェクト管理に特化 ・機能が多い |
用途 | 多用途(情報の一元管理・共有) ・タスク管理 ・プロジェクト管理 ・メモ/ドキュメントの作成・管理 ・トラブル履歴/顧客/在庫などの情報管理 |
用途は以下に限定 ・タスク管理 ・プロジェクト管理 |
使用できるデバイス | ・Windows/Mac ・Android/iOS |
・Windows/Mac ・Android/iOS |
価格 | フリープラン:無料 プラスプラン:1人あたり8$/月 ビジネスプラン:1人あたり15$/月 |
ベーシックプラン:無料 プレミアムプラン:1人あたり$10.99/月 ビジネスプラン:1人あたり$24.99/月 |
共有機能 | フリープラン:10人のゲストまで プラスプラン:人数は無制限 ビジネスプラン:人数は無制限 |
ベーシックプラン : 15人のユーザーまで プレミアムプラン : 人数は無制限 ビジネスプラン : 人数は無制限 |
Webページの保存 | ツール有(Notion Web Clipper) | 無し |
1-3. NotionとAsanaは、そもそも用途が異なる
★ もっとも大きな違いは、NotionとAsanaでは、そもそも用途が異なることです。
- Notion…情報を一元管理するための多目的ツール
- Asana…タスク・プロジェクト管理のための専用ツール
※この点を軸に、どちらを使うべきか、判断するのがベストです。
細かいところを比べだすと、迷宮に入りこんでしまい、非常にややこしくなります。
(当然ながら、時間もかかります。)
どちらか迷ってる人
これが迷宮? く、くるしい・・・
やはり何ごとも、最重要ポイントにフォーカスしたほうがいいです。そのほうが、あなたにとっての最適解を選択しやすいと思います。
- タスク・プロジェクト管理だけ行いたい =>Asana
- それ以外の用途でも使えたほうがいい =>Notion
★ Asanaは、タスク・プロジェクト管理の専用アプリです。
Asanaをつかえば、期限や担当者、進捗状況を明確にし、タスク・プロジェクト管理をスムーズに行うことができます。
※ただし、タスク・プロジェクト管理以外の用途には使用できません。
・Asanaの画面
実際、タスク・プロジェクト管理に関していえば、AsanaのほうがNotionよりも使いやすいです。
Notionも、タスク・プロジェクト管理を、行うことはできます。
ただ、専門ツールに比べると機能面で多少劣る点があるのはしかたないかと。
たとえば、Asanaは、カンバンボードやガントチャートなども見やすく、使いやすいです。
- カンバンボードの画面
- ガントチャートの画面
メモ
タスク間に依存関係を設定している場合、→でタスクの関係性を表現することもできます。
- カレンダーの画面
このほかにも、Asanaには、タスク・プロジェクト管理のための、優れた機能がいくつもあります。
機能が多いにも関わらず、直観的に操作が可能です。
また、チームや会社だけでなく、個人用途にも使えます。
(チームや会社で使う場合、ちょっと、価格は高め)
タスク・プロジェクト管理を効果的に行いたい人に最適な専用ツール、それがAsanaです。
どちらか迷ってる人
タスク管理・プロジェクト管理だけしたいなら、Asana
★ それに比べ、Notionは、「All in One Workspace」というコンセプトで開発されています。
※All in One Workspace … いろいろなアプリに散らばった情報を、Notion1つに集約する。
使いやすいデータベース機能を備え、情報を蓄積するコンテンツであれば、柔軟に作成できるように設計されています。
そのため、使える用途が非常に多いです。
(Notion1つに情報を集約できる。)
NOTIONのユーザー
Notionをみれば、すべてがわかる
※以下の用途の具体例
・タスク/プロジェクトを管理
=>カンバンボード
=>ガントチャート
=>カレンダー
メモ
Notionのタスク・プロジェクト管理も便利で、結構つかえます。
・ドキュメントの作成・管理
・情報を整理・記録
メモ
上のような表形式で情報を管理する場合、Notionのほうがエクセルよりも使いやすい。
(外出先からスマホで確認するのも簡単ですし)
Notionでは、これ以外にも、多くの用途で利用が可能。
柔軟に、多用途で使えるのがNotionの特徴です。
どちらか迷ってる人
タスク・プロジェクト管理だけなら、Asana
多用途なら、Notion
2. こういう人にオススメ(Notion or Asana)
★ ニーズ別に、NotionとAsanaのどちらかを使うべきか整理しました。
個人で使いたい | 複数人(チーム)で使いたい | |
タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい | Asana | Asana |
タスク・プロジェクト管理以外もしたい (ドキュメント作成や、情報の整理 etc.) |
Notion | Notion |
★ 以下に説明を書いておきました。自分のニーズにあったものを読んでもらえればと思います。
2-1. 個人利用で、タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい人 =>Asana
★ 以下のような人が対象です。
- 個人で利用
- タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい
上記のような人には、
Asana(ベーシックプラン)がオススメです。
★ メリット・デメリットはつぎのとおり
★メリット
- タスク・プロジェクト管理に特化しているだけあって、使い勝手がいい。
- タスク・プロジェクト以外の機能がないので、使い方を覚えるのに時間がかからない。
- 無料で使える。
★デメリット
- 用途が少ない(タスク・プロジェクト管理の専用ツール)
★ 「個人利用で、タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい」という人には、Asanaのベーシックプラン(無料)をオススメします。
ユーザー数が15名までなら、有料プランとほとんど同じ機能が使え、非常にお得。
個人タスクの管理や、小規模チームのプロジェクト管理には十分つかえます。
メモ
あとで15名を超えて使いたいと思えば、上位のプレミアムプランなどにアップグレードが可能
★ Asanaベーシックプランの登録方法を記載しておきます。
Asanaベーシックプラン(無料)の登録方法(所要5分)
以下にAsanaのベーシックプランの登録方法を書いておきます。
- Asanaの登録ページにアクセス
- Basic欄の中にある「始める」ボタンをクリック
- メールアドレスを入力し「アカウント登録」ボタンをクリック
- 「Basicを続ける」をクリック
- Asanaから、認証メールが送られてきます
- メールを開いて、「メールアドレスを確認」をクリック
- 氏名とパスワードを入力し、「続行」ボタンをクリック
- ここから先は、画面の指示に従って、入力などをしていけば登録が完了
2-2. 個人利用で、タスク・プロジェクト管理以外もしたい人 =>Notion
★ 以下のような人が対象です。
- 個人で利用
- タスク・プロジェクト管理以外もしたい
上記のような人には、
Notion(フリープラン)がオススメです。
★ メリット・デメリットはつぎのとおり
★メリット
- タスク・プロジェクト管理を行うための、十分な機能がある
- メモ・ドキュメントの作成や、情報の記録・保存など、多用途で使える
- Notionのフリープランは無料だが、ほとんどの人にとって十分な機能を備えている
★デメリット
- Asanaのほうが、タスク・プロジェクト管理についていえば、使いやすい
- 使える用途が多いので、その分、使い方を覚えるのに時間がかかる
★ タスク・プロジェクト管理以外も行いたい場合、Notionのフリープラン(無料)がオススメです。
もちろん、個人のタスク管理や、小規模なプロジェクト管理なども、問題なく行えます。
加えて、メモの作成や、情報の記録・整理などをNotionひとつで行うことが可能。
Notionをみれば全部わかる、という感じで、情報を一元的に管理できます。
また、Notionのフリープランは無料ですが、機能の制限はとても少ないです。
そのため、大抵の人にとっては、無料で不便なく使えます。
注意事項
一応、アップロードできるファイルの大きさが5MBまで、という制限はあります。
5MB以上のファイルをアップロードしたい場合、プラスプラン(有料)へ変更する必要あり。
※ プラスプラスは、チームや会社で使う代表的なプランですが、個人で利用することも可能です。
(容量無制限なので、動画の保管庫としても優秀)
★ Notionフリープランの登録方法を記載しておきます。実際に触って確認してみることをオススメします。
Notionフリープラン(無料)の登録方法
Notionの登録ページから、登録できます。(所要2~3分)
※以下にNotionフリープランの登録方法や使い方なども記載しています。手順をみながら登録したい、という方は参照ください。
2-3. 複数人利用(チーム・会社)で、タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい人 =>Asana
★ 以下のような人が対象です。
- 複数人(チーム・会社)で利用
- タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい
上記のような人には、
Asana(ベーシックプラン.etc)がオススメです。
★ メリット・デメリットはつぎのとおり
★メリット
- タスク・プロジェクト管理に特化しているだけあって、使い勝手がいい。
- 余計な機能がないので、Notionに比べ、使い方を覚えるのに時間がかからない。
★デメリット
- 用途が少ない(タスク・プロジェクト管理の専用アプリ)
- チームの規模が大きくなると有料プラン契約の必要あり
(有料プランの価格は高め)
★ Asanaは、タスク・プロジェクト管理に特化しているだけあって、使い勝手がいいです。
高機能でありながら、直観的に使いやすく操作性にも優れています。
タスク・プロジェクトの管理だけできればいい、というチームや会社の場合は、Asanaを選択しておけけば良いです。
十分に、ニーズを満たすことができます。
★ また、Asanaには、いくつかプランがあります。
プラン | 個人 or 複数 | 料金 | ユーザー数 |
ベーシックプラン | 個人 or 複数人向け | 無料 | ユーザーは15人まで利用可 |
プレミアムプラン | 複数人向け | ユーザー1人あたり ・年払い $10.99/月 ・月払い $13.49/月 |
ユーザー数は無制限 |
ビジネスプラン | 複数人向け | ユーザー1人あたり ・年払い $24.99/月 ・月払い $30.49/月 |
ユーザー数は無制限 |
ユーザーが15人までの小規模なチーム・会社の場合は、ベーシックプラン(無料)で問題ありません。
大抵の機能は無料で使えるのでお得です。
メンバーが15人を超えている場合、上位のプレミアムプランや、ビジネスプランなどを選択する必要があります。
Asanaは、少し価格設定は高めですが、その分、高機能なので致し方ない面はあるのかなと思います。
★ 基本的には、まずベーシックプランに登録して、使い勝手などを試してみるのがオススメです。
Asanaベーシックプランの登録方法(所要5分)
以下にAsanaのベーシックプランの登録方法を書いておきます。
- Asanaの登録ページにアクセス
- Basic欄の中にある「始める」ボタンをクリック
- メールアドレスを入力し「アカウント登録」ボタンをクリック
- 「Basicを続ける」をクリック
- Asanaから、認証メールが送られてきます
- メールを開いて、「メールアドレスを確認」をクリック
- 氏名とパスワードを入力し、「続行」ボタンをクリック
- ここから先は、画面の指示に従って、入力などをしていけば登録が完了
【補足】Asanaは、価格設定が高めなので、予算感が合わないという人もいるかもしれません。
そういう人のために、価格の低めなタスク・プロジェクト管理の専用ツールを記載しておきます。
- Backlog … 国産のタスク・プロジェクト管理ツール。日本企業の業務にフィットしやすい。
- Jira Work Management … アトラシアン社の一般ビジネス向けタスク・プロジェクト管理ツール
※Backlogは、シンプルで使いやすいということもあり、結構使っている会社も多いです。価格も使い方次第で安く抑えることが可能。
2-4. 複数人利用(チーム・会社)で、タスク・プロジェクト管理以外もしたい人 =>Notion
★ 以下のような人が対象です。
- 複数人(チーム・会社)で利用
- タスク・プロジェクト管理以外もしたい
上記のような人には、
Notion(プラスプラン .etc)がオススメです。
※Notionの複数人向けのプランで代表的なものはプラスプランですが、ほかにも上位プランがあります。
より強力な管理機能やサポートが必要な場合、以下を選択することも可能。
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
★ メリット・デメリットはつぎのとおり
★メリット
- タスク・プロジェクト管理するのに、十分な機能がある。
- メモ・ドキュメントの作成・管理や、情報の記録・保存など、多用途で使える。
- チームの情報共有が進み、効率が良くなる。
★デメリット
- Asanaのほうが、タスク・プロジェクト管理に関しては、若干、使いやすい
- 使える用途が多いので、その分、Asanaより使い方を覚えるのに時間がかかる
- 有償になる
★ Notionには、チーム/会社のタスク・プロジェクト管理を行なえる、充分な機能があります。
しかし、Notionによってできるのは、タスク・プロジェクトの管理・共有だけではありません。
とにかく、使える用途が多いので、いろんなところに散らばった情報をNotionに集約し、共有できます。
情報共有に、問題を抱えているチームや会社には、特に効果的。
以下のような問題などを解決する助けになります。
- タスク・プロジェクトの進捗状況がよくわからない
- 情報が属人化している
- ドキュメントが残っていない
- 情報があちこちに散らばっていて、探すのが大変
★ 基本的に、Notionの複数人向けプランは有償ですが、無料トライアルがあります。
まず、無料トライアルで使い勝手などを確認するのがオススメです。
トライアルで試して問題なければ、プラスプランなどへアップグレードする流れになります。
Notion無料トライアルの登録方法
こちらのNotionの登録ページから、登録できます。(所要2~3分)
※以下にNotionの無料トライアルの登録方法や使い方などを記載しています。手順をみながら登録したい、という方は参照ください。
※そのほか、Notion AI(自動で文章の作成や要約してくれる機能)も、とても強力なので、試してみることをオススメします。
別途、有償オプションですが、無料トライアルでも、20回までお試し可能。
とくにチームや会社の場合、ドキュメント作成などの効率アップが大きく期待できます。
3. NotionとAsanaを比較(まとめ)
★ 今回は、紹介した内容は以下でした。
★ 結論は以下でした。
個人で使いたい | 複数人(チーム)で使いたい | |
タスク・プロジェクト管理だけ、できればいい | Asana | Asana |
タスク・プロジェクト管理以外もしたい (ドキュメント作成や、情報の整理 etc.) |
Notion | Notion |
★ どちらも高い人気があるサービスなだけあり、とても良いサービスだと思います。
(実際に、触ってみるとわかりますが、使いやすいです。)
あとは、自分のニーズにどれだけ合っているかですね。
記事の中に、自分にあう選択肢があった場合、そちらを選んでおけば、大きな間違いはないはずです。
(大枠は外していないので。)
★ 今回の内容が、少しでも役に立った、解決したという方がいれば幸いです。
「NotionとAsanaを比較(使うべきアプリが一目瞭然)」 はこれで終わりです。
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