業務用エアコンの電気代を節約する方法(オフィス・店舗・工場など)

その他
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電気代節約したい人
 
業務用エアコンの電気代ってバカにならないな。
うまく節約する方法とかないのかな。
だれか、業務用エアコンの電気代を節約する方法を教えてよ。

 

はい、こんなエアコンの電気代の悩みを解決します。

この記事では、業務用エアコンの電気代を節約する方法を解説しています。

想定読者

業務用エアコンの電気代を節約したい人

  • オフィス
  • 飲食店などの店舗
  • 工場 .etc

この記事で紹介している節約方法を行った結果は、以下です。

・節約方法を行う前

・節約方法を行った後

こんな感じで、ばっちり解決できます。

では、どうぞ。

おりゃー! 気合いれていくぜ!

1. 業務用エアコンの電気代を節約する方法(オフィス・店舗・工場など)(はじめに)

この記事では、業務用エアコンの電気代を節約する方法を説明します。

内容は以下です。

節約の対策を行う前に、現時点の、エアコンの電気代を、把握しておいたほうがいいので、

まず、エアコンの電気代を計算する方法を説明して、

その後、節約方法の説明をするという流れになっています。

とにかく、節約方法だけ知りたいという人は、以下だけ、見てください。

業務用エアコンの電気代を節約する方法

では、まず、電気代の計算方法の説明から。

2. 業務用エアコンの電気代を計算する方法

「現在、エアコンの電気代が、どのくらいかかっているのか」を、大雑把にでも、把握しておくことは重要です。

エアコンの電気代が少額なら、手間やお金をかけて節約しても、効果はそれほどない、でしょうし、

逆に、エアコンの電気代の額が大きい場合は、積極的に対策を行う価値も大きいです。

エアコンの電気代は、気象条件や稼働状況などよって、振れ幅が大きく、正確な数値を把握することは不可能ですが、しかし、ある程度の精度でなら、計算することはできます。

この項では、以下、2つの方法を説明しています。

※細かい計算が面倒という人は、最初の方法だけ見てもらえればと思います。

2-1. エアコンの電気代を大雑把に計算する方法

エアコンの電気代を、大雑把に計算する方法を説明します。

細かい計算するのは面倒な人は、この方法で、ざっくりエアコンの電気代を把握してもらえればと思います。

エアコンが電気代に占める割合は、地域の寒暖差や、業種にもよるのですが、一般的には以下ぐらいだと考えられています。

  • 一般的なオフィス…電気代の28%ぐらい。

  • 飲食以外の店舗…電気代の33%ぐらい。

    ※OA機器が少ない分、一般的なオフィスよりエアコンの占める割合は高いです。

  • 飲食店などの店舗…電気代のうちの20%~25%ぐらい。

    ※飲食店の場合、厨房機器などがあるので、一般的なオフィスより、エアコンの占める比率は低いです。

  • 工場…電気代のうちの2%~10%ぐらい。

    ※生産設備の違いによって、差がかなり大きくなります。

そのため、あくまでも目安ですが、

毎月、あるいは毎年の電気代のうち、上記の割合くらいが、エアコンの電気代と計算することができます。

エアコンの電気代 = すべての電気代 × エアコンの電気代が占める割合

※たとえば、電気代が20万円くらいかかっているオフィスの場合、5万6千円くらいがエアコンの電気代という感じです。

これで、ある程度、エアコンの電気代について、イメージできたのではないでしょうか

※このぐらいのざっくりとした電気代がわかれば十分という人は、

次の「2-2. エアコンの定格消費電力から計算する方法」は飛ばして、2-3の項へ進んでください。

では、次に、もっと細かく電気代を知りたい方向けに、エアコンの定格消費電力から、電気代を計算する方法を説明します。

2-2. エアコンの定格消費電力から計算する方法

定格消費電力とは、JIS規格に基づいた条件で、機器を稼働させたときに、消費される電力量のことです。

※定格消費電力は、エアコンのカタログや取扱説明書などに記載されています。

この定格消費電力から、業務用エアコンの電気代を計算することができます

以下の計算方法を順番に説明していきます。

  • 1時間あたりのエアコンの電気代
  • 1日あたりのエアコンの電気代
  • 1か月あたりのエアコンの電気代

※現在かかっているエアコンの電気代を、細かく把握したいという方は、この方法で、計算してください。

まず、1時間あたりのエアコンの電気代から計算していきます。

2-2-1. 1時間あたりのエアコンの電気代の計算

1時間、エアコンを稼働させたときの電気代は、以下の式で計算することができます。

1時間当たりのエアコンの電気代(円)= 電気代の単価(円/1kWh) × エアコンの定格消費電力(kWh)

注1.電気代の単価がわからない場合

以下の式で、ざっくり計算できます。

電気代の単価(円) = 1か月の電気代(円) ÷ 1か月の電気使用量(kWh)

1か月の電気代と電気使用量は、電力会社からの請求書や明細書などをみてください。

注2.エアコンの定格消費電力(KWh)

エアコンのカタログや取扱説明書などに記載されています。

(ただし、メーカーの問い合わせ窓口などで聞くのが一番早いです。)

※定格消費電力とは、JIS規格に基づいた条件で、機器を稼働させたときの消費される電力のこと。業務用エアコンの消費電力の計算では、通常、この数字を使用します。

この計算式で、1時間あたりの業務用エアコンの電気代がわかります。

例えば、以下のケースだと、1時間あたりの電気代は51円になります。

  • 電気代の単価が、1kWhあたり17円
  • エアコンの定格消費電力が、3kWh

 電気代の単価[17円] × エアコンの定格消費電力[3kWh] = 1時間あたり電気代[51円]

エアコンが複数ある場合は、それぞれ計算してください。

2-2-2. 1日あたりのエアコンの電気代の計算

1時間あたりのエアコンの電気代がわかれば、1日あたりの電気代も、計算することができます。

1日あたりのエアコン電気代 = 1時間あたりのエアコン電気代 × 1日のエアコン稼働時間

例えば、以下のケースだと、一日あたりのエアコンの電気代は、612円になります。

  • 1時間あたりのエアコンの電気代が、51円
  • 1日のエアコン稼働時間が、12時間

 1時間あたりの電気代[51円] × 1日の稼働時間[12時間] = 1日あたりのエアコン電気代[612円]

エアコンが複数ある場合は、それぞれ計算してください。

2-2-3. 1か月あたりのエアコンの電気代の計算

同じように、1日あたりのエアコンの電気代がわかれば、1か月あたりのエアコンの電気代も計算できます。

1か月あたりの電気代 = 1日あたりのエアコン電気代 × 1が月のエアコン稼働日数

例えば、以下のケースだと、1か月あたりのエアコンの電気代は、15,912円になります。

  • 1日あたりのエアコン電気代が612円
  • 1か月の稼働日数が26日

1日あたりのエアコン電気代[612円] × 1か月の稼働日数[26日] = 1か月のエアコン電気代 [15,912円]

エアコンが複数場合は、それぞれ計算してください。

こんな感じで、業務用エアコンの定格消費電力から、エアコンの電気代を計算することができます。

ただ、エアコンは、使用している環境により、消費電力の振れが大きいので、計算結果はあくまでも目安ということを忘れないでください。

2-3. 節約の効果について

これまでの計算で、ある程度、エアコンの電気代を把握することができたと思います。

それでは、このエアコンの電気代を、どのくらい節約できるのでしょうか?

私見ですが、これまで、対策をほとんど実施してこなかった場合だと、

10%~25%くらいは節約できるのではないかと思います。

(1か月のエアコン電気代が5万円なら、5000円~1万2500円くらい)

※今回、紹介する節約方法の中には、手間や初期費用の発生するものもありますので、

実際に行うかどうかは、費用対効果のバランスを考え、検討してもらえればと思います。

3. 業務用エアコンの電気代を節約する方法

今回、業務用エアコンの電気代を節約する方法として、紹介する内容は以下です。

興味のあるものだけ、読んでいただいても、ぜんぜん大丈夫ですが、

基本的には、上から順番にざっと目を通していただいて、自分のニーズに合った方法を、検討してもらうのがオススメです。

3-1. 設定温度を適切に調節する

エアコンの設定温度は、1℃違うだけで、エアコンの消費する電力は10%ぐらいの違いが出るといわれています。

そのため、設定温度を、少し上げる(あるいは下げる)ことは、大きな電気代の節約効果を発揮します。

もう1℃、設定温度を下げれないか、あるいは上げれないか、よく検討する価値はあります。

(ちなみに、環境省の推奨の室温は、夏期 28℃、冬期20℃だそうです。)

【補足説明

  1. オフィスの場合、クールビズを奨励すると、冷房の温度を上げやすくなります。
  2. オフィスなどにサーバールームがある場合、低すぎる温度が設定されていることが多いので、確認してみることをオススメします。
    ※ある検証によれば、サーバールームの室温は26度程度でも問題ないそうです。

3-2. エアコンに省エネフィルターを取り付ける

最近では、「エアコンに取り付けるだけで、電気の使用量を抑制できる」という省エネ用のフィルターなども販売されています。

一つ、紹介しておきます。(結構、評判いいみたいです。)

上記の製品だと、エアコンの電気代を2割程度、抑える効果があるらしいので、こういった商品を検討してみるのもいいかもしれません。

3-3. 自動運転モードを使用する

エアコンは、自動運転モードを使用したほうが、電気代がかかりません。

理由は、エアコンが最も効率的に設定温度を保つように、運転を管理してくるため、無駄な電力が発生しにくいためです。

風量は「強」でしか使ったことがない、という場合や、逆に「弱」にして、いつも使っているという場合は、余分な電気代が支払っている可能性が大です。

(結構、そういう人いるんじゃないかなと思います。)

もし、自動運転でエアコンを動かしていないなら、自動運転に設定することをオススメします。

設定温度を暖房使用時は低め、冷房使用時は高めに設定し、自動運転を設定しておくのが一番電気のかからない設定です。

※付け加えると、エアコンは、使用していない時間が30分くらいなら、つけっぱなしにしておいたほうが、電気代は安くすみます。

3-4. こまめにフィルターの掃除をする

フィルターに、ほこりが溜まると、空気の循環が邪魔をされて、エアコンの効率が悪くなります。

当然、電気代も余計にかさみます

環境省は2週間に1度、フィルターの掃除をすることを推奨しています。

2週間に1度は難しいかもしれませんが、可能な限り、定期的に掃除を行うことは重要です。

※1年間、フィルターの掃除をしなかったエアコンは、10%程度、電気代が余分にかかるというデータもあります。

3-5. 新しいエアコンに買い替える

新しいエアコンに買い替えることは、もちろん電気代の節約になります

年々、エアコンの省エネ性能は良くなっており、

例えば、2007年のエアコンと2017年のエアコンでは、約5%程度の電力消費量の違いがあります。

これが、20年前のエアコンと比べると、もっと差は大きくなります。

1997年と2017年のエアコンを比べると、31.6%の電力消費量の差があります。

エアコンが古くなっている場合は、買い替えるという選択は、検討する価値があります。

(故障も心配ですしね)

安い買い物ではないですので、買い替えの際は、価格を比較し、投資対効果をしっかり検討してください

3-6. 電力会社との契約を見直す

2016年の電力自由化が始まったおかげで、電力会社や料金のプランを、多くの選択肢の中から、選ぶことができるようになりました。

電気の使用量や、使用している時間帯などによって、現在、契約しているプラン以外のほうが、電気代が安く済むということは、往々にしてあります。

特に、これまで一度も、電力会社やプランの変更を検討したことがない場合は、是非、検討してみることをオススメします。

※ただし、プランの内容をよく確認せずに変更してしまったせいで、従来よりも割高になってしまったというトラブルも起きることがあるので、事前にしっかり確認することが重要です。

3-7. 遮熱カーテン/遮熱レースを使用する

遮熱カーテン/遮熱レースを使うのも、エアコンの電気代を節約する効果があります。

窓ガラスは、外壁に比べると、外気の熱気や、冷気を伝えやすいため、

遮熱カーテン/遮熱レースを使って、外の温度を、室内に伝えにくくすることで、エアコンの電力消費を抑えることができることができます。

値段も高いわけではないので、導入を検討してもいいのではないでしょうか。

※遮熱カーテン/遮熱レースでなくとも、普通のカーテンやレース、ブラインドでも一定の効果は得られます。

3-8. 室外機のまわりの障害物を排除する

室外機の吹出口の付近に障害物がおいてあると、空気の流れが悪くなり、エアコンの運転効率が下がります。

当然ながら、余分に電気代が発生する原因になります。

室外機の周辺に、空気の流れを阻害するものがないかチェックが必要です。

室外機は、建物の外にあるので、目が届きにくいのですが、存在を忘れず、気をつけてあげたいところですね。

4. 業務用エアコンの電気代を節約する方法(オフィス・店舗・工場など)(まとめ)

今回、 説明した内容は以下でした。

エアコンの電気代のような固定費は、賢く節約したいものですね。

今回の内容が、少しでも役に立った、参考になったという方がいれば幸いです。

「 業務用エアコンの電気代を節約する方法(オフィス・店舗・工場など)」はこれで終わりです。

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